第396章:外部からの援助を求めて、その場で

「スティーブンスさん、困ってるんです。助けてください」

ゾーイは切迫した声で言った。

アクセルは眉をひそめた。「俺に指図する気か?」

彼は常に優位に立つことに慣れていた。とりわけ、つい先ほどまで『シャドウヴォールトの地下牢』にいて、他人の生死を握るような力を存分に味わってきたばかりだ。ゾーイの命令口調が気に入らない。

ゾーイはアクセルの声に滲んだ不快感を察した。

慌てて説明する。「スティーブンスさん、誤解です。私のためみたいに見えるかもしれませんけど、スティーブンスさんの計画のためでもありますよね? 今の私は選べないんです。ヴェーダの機嫌を損ねたら、スミス家との婚約に響いて、これから...

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